Why not? せぶち沼
ドル沼は深いものだ。
これは普遍の真理だ。
私は東方の神様からここの界隈に入って、紆余曲折あり、ここ最近二度目のエクソ沼に浸かっていたけれど、すっかり新しい沼に浸かっている。
なるほど17人か
と思ったらそうではないらしい。
13人+3つのチーム(ボーカル、パフォーマンス、ヒップホップ)+1つのグループという訳だとか。
ここのグループの強みは
ビジュアルや若さはもちろん
とりわけ長けたセルフプロデュース能力かと思う。
最年長リーダーで95年生まれ。
最年少は驚異の99年生まれ。
最年長で20歳…若い。東方の神様が10代だった頃がもう10年以上前だと思うとつくづく時の流れに畏怖してしまう。
メンバーは上記の通りの13人で
95年生まれが3人
96年生まれが4人
97年生まれが3人
98年生まれが2人
99年生まれが1人
メンバーのウジが全曲作詞し、作曲もする。
ラップ部分はラップ担当メンバーの全て自作。
振り付けも主にホシの自作である。
私はこんなグループ見たことがない。
セルフプロデュースもこなせるアイドル。そういう点ではアーティストと相違ないとも言えるが、あくまで彼らはまだアイドルなのだ。またそこの度合いがたまらない。
ギターを持って歌い出したかと思えば、サイン会を開けば愛嬌を振りまくし、音楽番組には新人らしくしっかり全力で踊ることだってできるのだ。
確かに日の目を見たのはここ数ヶ月なのだが玄人感が漂う、異質なグループだ。
根っからのSM族なのでSMEを例に挙げると
基本的に新人アイドルには舞台慣れしていない様子がうかがえるはずなのだが、彼らにはデビュー当初からそれが全くなかった。
この理由は簡単で、デビューこそ最近だが経験値が実に高い。
(詳しくはSEVENTEEN TV及びSEVENTEEN project の鑑賞を推奨する。)(とりまググっとくべし)
それに、メンバー全員が事務所から送られた(事務所への絶対服従の証の)お揃いのリング。
常にリングをはめて活動している子供達を見ると、健気で涙が出てくる。
<↑Q.セブンティーンにとって指輪は?
A.家族の証、そして僕達が結んだ約束の証です。(バーノン談) >
プレディスだから某大手事務所よりは束縛が激しくないだろうが、中国人メンバーを抱える為また某グループのように契約問題の壁にぶつからないかが心配。
でもジュンことじゅふぃ(じゅに)ちゃんは中国で俳優として活動しながら練習生を送って来たようだし、今年もドラマに出てたし。
個人活動の制限が無いことは本当に強みだと思う。
プレディスというとアフタースクールを筆頭にした中堅事務所だか、こんなアイドルを育成できる事務所になっているのだとは思っていなかったのだ。
アフタースクール(及びオレンジキャラメル)
ニュイスト
ハロービーナス
という、大ヒットこそはいかないが安定したヒットを放っているプレディスは、
正直私は、(俳優の所属イメージもあり)アイドル事業への熱が他事務所よりは少ないのかと思っていた。
しかし蓋を開けてみると、驚きである。
ビジュアル重視のプレディスだけあって安心の顔面偏差値。その上実力を伴った少年達がいたなんて。
ああ、デビューしてくれてありがとうございます。(合掌)
SEVENTEENの名を初めて聞いたのは確か2年前か。
EXO一色だった時期に、どうしてそこへ辿り着いたのかは今ではよく覚えていないけれど偶然知った。
ミンギュが、当時カイに似てる、なんて言われて話題だった気がする。
練習生なのだから当然のことなのだが、彼ら全然が若過ぎてピンとこなかったといえば良いのだろうか。
SEVENTEEN TVとやらもよく見ずに放置していたのだ。
先程も述べたようにプレディスへの期待値が低かったこともある。(食わず嫌い、ダメ、ゼッタイ)
時は流れて2015年春。
後輩に練習生時代からのセブチペンがいたのでデビューを知るのは必然的だった。(彼女はハンソルペン)
1年ぶりのカムバックで再びエクソ沼にどハマりしていた私は、やっとデビューしたのか、それでも若いな。というような感じで、沼へは足の小指で少し水温を確かめる程度にしか踏み入れなかった。
ところが今回のカムバック。
絶妙な時期である。やるなプレディス
それに恒例(?)の制服コンセプト。
「出た〜www」(テンプレ)
と思っても制服コンセプトは非常に美味。
最初「なるばじょ〜ま〜れいでぇ〜」のジスに心臓を撃ちぬかれ、二週間近く経った今、ようやくジョンハンに落ち着いた私。
思えばアッキンダの時も何かとジョンハンの写真を保存していたものだ。
顔が綺麗過ぎて性格面が怖そうだし好きになりたく無い、なんて思っていたけれど。そんなの愚問だった。んなこたぁ、無い。
彼はメンバーから、一番優しい人物にまず指を差されているし。
やはりリアルバラエティーは見るものだなぁ。
「気になっている子はいるんだけれど、ハマってしまいそうで怖い。」
なんて思っている方は、躊躇わずに目をつぶって、助走をつけて、沼に入ってみよう。
みんなで入れば怖く無い。
最初は避けていた沼でさえ、住みかと化すのだから。